茅野市文化芸術推進事業レポート
芸術×文化×くらし
地域そのものが
ミュージアム!
レポート

ちのを編む みんなのサロン

その3
「食」でつなごう! 地域のくらし
2019.3.21
暮らしの楽しみ 手から手へ
会場:豊平地区コミュニティセンター

茅野市内では地区ボランティアの皆さんがそれぞれ独自の活動を展開しています。そのなかから豊平地区ボランティアの会の皆さんに、茶のみサロンや料理教室、お年寄りへの宅配弁当づくりといった食にまつわる活動についてうかがいました。弁当づくりでは、天寄せなどの郷土料理や味わいを考えたメニューなどひと工夫。人気の「白和え」「凍み豆腐の卵とじ」を実際につくって試食し、日々の集まりに参加したような雰囲気を楽しみました。「ボランティアの枠にとらわれず、好きなときに好きなことを楽しんでいる」といい、生き生きとした暮らしぶりが人から人へ届けられているという印象を受けました。

宅配弁当に必ず入れるという「白和え」と、地元の食文化を生かした「凍み豆腐の卵とじ」という2つの人気メニューを参加者もいっしょに試作。定番以外でも「雑誌で見つけた新しいメニューを取り入れてみたり、いつもアンテナ張ってるんだよね」と。

試作メニューの他に、各家庭ご自慢の漬物の数々や混ぜご飯、天寄せなどを手際よく並べて会食タイム。「おいしい!」と自然と会話が弾みます。“寒天名人”が、おいしい天寄せをつくるコツやレシピも伝授。

健康料理教室や宅配弁当、きのこ狩りなどの交流、手先を使う作品づくりなど、「ボランティアの会という枠であまり考えず、“手伝ってよ”と声をかけあってやっている」と会員の皆さん。参加者には他地区のボランティアの会の方も多く、「楽しそうだねえ」「参考にしたい」と情報交換も。

話し手:豊平地区ボランティアの会の皆さん
・小尾定良さん

少人数ではあるけれど、マイペースでできることを和気あいあいと活動しており、豊平地区の事業において、地区ボランティアの協力は欠かせないものになっています。「みんなのサロン」ではふだんの活動を報告しました。まとまりのある集まりだと誇れます。

進行:野明香織(茅野市市民活動センター『ゆいわーく茅野』)

地域が持っている魅力に光をあてる、というコンセプトでテーマを考えたとき、すぐに「ひと」と思いつきました。地域の高齢者にお弁当を届ける取り組みをしているボランティア団体のみなさんは、集まる、話す、つくる、笑う、食べるが大好きな人たちばかり。お弁当のおかずは、高齢者が食べ慣れたもの、懐かしいもの、地域の味を選びます。「食」×「ひと」が、高齢者のみなさんにも笑顔を届けていることを、改めて感じました。

進行:鈴木敦子(社会福祉法人茅野市社会福祉協議会)

郷土料理や話題の食材、定番メニューなど、さまざまに工夫した料理を通じて、声をかけあい、食べる楽しみや、人・もの・こととつながる大切さを実感しています。「手づくりならではのあたたかさを手から手へ…」改めて大切な活動をしているんだねと、活動の振り返りにもつながるいい機会になりました。これからも楽しく、無理をしすぎないように活動を続けていって、今までの知識や伝統・文化に加え、新しい考え方やパワーを取り入れてさらに充実した地区になっていけばうれしいです。

ちのを編む みんなのサロン
2019年2月~2020年2月 全6回
その1
自然と諏訪の信仰
天然寒天って何? 現場に行こう!
2019.2.11
「ここならでは」の文化を継いで
その2
自然と諏訪の信仰
どうやってるの? 縄文遺跡の発掘調査
2019.3.9
大地から直に感じられる太古の営み
その3
自然と諏訪の信仰
「食」でつなごう! 地域のくらし
2019.3.21
暮らしの楽しみ 手から手へ
その4
自然と諏訪の信仰
農業とITを掛け合わせるとどうなる?
2019.12.14
未来に向けて対話のコミュニケーション
その5
自然と諏訪の信仰
興味を活動に! 市民研究員
2020.2.1
興味を深めて地域に広げるやりがい
その6
自然と諏訪の信仰
宝の山! 里山づくりの取り組み
2020.2.15
人と自然のふれあう場 価値を再確認
その7
自然と諏訪の信仰
観光でまちを元気にしよう!
2020.3.15(中止)
住民が知恵を出し合って「観光によるまちづくり」をめざして活動し、日本のみならず外国からも多くの観光客を受け入れている笹原区の皆さんからお話をうかがう予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止いたしました。