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主催事業
ムジカ・タテシナvol.4

有田正広&曽根麻矢子 デュオ・リサイタル


フルートとチェンバロの美しき響きが織り成す
広大で豪奢な音楽史のタペストリー


「ムジカ・タテシナ」は茅野市民館コンサートホールの300席という贅沢な空間で、本格的なクラシックをご堪能いただくシリーズ企画です。第4弾は、ルネサンスから現代に至る様々なフルートを吹き分け、新たな音楽的創造を追求し続ける巨匠・有田正広(フルート)と、超絶技巧の指使いと精彩に富んだ表現力で高い評価を得ている曽根麻矢子(チェンバロ)を迎えます。絹布のように優美なフルートの音色と、ベルベットのように気品あるチェンバロの音色が織り成す至極のひとときをご堪能ください。
※公演に先立ち、「ムジカ・タテシナをもっとたのしむための関連イベント」を実施いたします。 フルートやチェンバロを初めて聴く方、もっと音楽や楽器について学びたい方、クラシック音楽の歴史に興味のある方、アーティストと交流したい方、ぜひご参加ください! 

■日時:2011年9月4日(日)  14:30開場 15:00開演
■会場:茅野市民館コンサートホール
■料金:全席指定4,000円/茅野市民館友の会会員3,800円 
※未就学児の入場はご遠慮ください。
■出演:有田正広(フルート)、曽根麻矢子(チェンバロ)

【チケット発売日】
■友の会先行発売:6月18日(土)~22日(水) 13:00~19:00 
お問合せ:NPO法人サポートC事務局(茅野市民館内) TEL:0266-82-8230
■一般発売:6月25日(土) 
※一般発売の電話による受付は6月26日(日)からとなります。

【チケット取り扱い】 茅野市:茅野市民館、シマダヤ楽器店、チケットぴあベレックLCV、オグチ楽器茅野パルク店、平安堂茅野店/富士見町:今井書店ふじみ店/諏訪市:平安堂諏訪店/岡谷市:笠原書店本店/松本市:松本井上プレイガイド、松本(株)コダマ楽器
【インターネットチケット取り扱い】 EVENT-NAGANO (http://event-nagano.net/)

有田正広
有田正広


曽根麻矢子 ©Philippe Salaün
曽根麻矢子 ©Philippe Salaün


チラシをご覧いただけますチラシをご覧いただけます

■プログラム
ドビュッシー: パンの笛、またはシランクス (フルート・ソロ)
ブラヴェ: ソナタ ロ短調 作品3-2
ファン・エイク: わが麗しのアマリッリ (1648年《笛の楽園》から) (フルート・ソロ)
フォルクレ: 組曲第5番 ロ短調 (チェンバロ・ソロ)
ドンジョン: 3つのサロン・エチュード 作品10の1~3 (フルート・ソロ)
ブラヴェ/クヴァンツ: 組曲 ホ短調 (フルート・ソロ)
ヘンデル: フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 HWV.375 (ハレ・ソナタ第2番) 
スカルラッティ: ソナタ 二長調K.492/ソナタ 二短調K.517 (チェンバロ・ソロ)
J.S.バッハ: フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030
※演奏曲目等は都合により変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


ムジカ・タテシナをもっとたのしむための関連イベント
■1.有田正広による音楽講座「フルート400年の歴史」
  
8月18日(木) 開場18:30 開始19:00 茅野市民館コンサートホール 無料
ルネサンスから現代まで時代ごとのフルートを吹きわけてお話しします。

■2.有田正広によるフルート・クリニック
   
8月19日(金) 開始18:00 茅野市民館コンサートホール 見学無料
有田正広が市内の中学生たちに公開で演奏指導を行ないます。

■3.曽根麻矢子による音楽講座「チェンバロのひみつ」
 
8月27日(土) 開場14:30 開始15:00 茅野市民館コンサートホール 無料
チェンバロの歴史や仕組み、魅力など、その音色とともにお話しします。
プロフィール
有田正広
 
1972年桐朋学園大学卒業。同年、NHK・毎日音楽コンクール優勝。1975年ベルギー・ブリュッセル王立音楽院をプルミエ・プリで卒業。在学中よりコレギウム・アウレウムのメンバーとして活動。同年ブルージュ国際音楽コンクールのフラウト・トラヴェルソ部門で第1位となる。1977年オランダのデン・ハーグ王立音楽院に入学、半年で最高栄誉賞つきソリスト・ディプロマを得て、卒業。帰国後もブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ、クイケン兄弟、ピノック指揮イングリッシュ・コンサート、レイチェル・ポジャー等、内外の名手たちとも盛んに共演。リサイタルや意欲的なプログラムの室内楽シリーズも活発に行ない、特にルネサンスから現代に至る400年間に変遷を遂げた様々なフルートを駆使する演奏は、有田ならではのものである。指揮者としての活動も目覚しく、東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ、京都フィルハーモニー室内合奏団、響ホール室内合奏団等を指揮している。録音活動も活発に行ない、アルヒーフ、DENONアリアーレ、avex-CLASSICSから多くのCDをリリース。1999年にリリースされた「パンの笛~フルート、その音楽と楽器の400年の旅」は文化庁芸術祭最優秀賞を受賞した。研究者としても注目を集めており、国際的な学会やレクチャーでその研究成果が高く評価されている。第21回サントリー音楽賞受賞。昭和音楽大学教授、昭和音楽大学ピリオド音楽研究所所長、桐朋学園大学特任教授、福岡古楽音楽祭音楽監督を務める。


曽根麻矢子
 
桐朋学園大学附属高校ピアノ科卒業。ピアノを寺西昭子、チェンバロを鍋島元子の各氏に師事。1986年ブルージュ国際チェンバロ・コンクールに入賞。その後、渡欧を重ね同コンクールの審査員であった故スコット・ロスに指導を受ける。1991年にはフランスのエラート・レーベル初の日本人アーティストとしてCDデビュー。以後イスラエル室内オーケストラの専属チェンバロ奏者、フランス、イタリア等のフェスティバル参加、現代舞踊家サンチャゴ・サンペレとのコラボレーション等、多彩な活動を開始。2006年にはラジオ・フランス(フランス国営放送)で3時間に及ぶ曽根の特集が組まれた。日本国内でもリサイタル、室内楽と積極的に活動し、その活動は常に注目を集めている。東京・浜離宮朝日ホールでは、6年計12回にわたるJ.S.バッハ連続演奏会を行ない、大きな話題を呼んだ。2010年からは東京・上野学園エオリアンホールにてクープランとラモーのチェンバロ作品の全曲演奏会をスタートし、好評を博している。また音楽活動とともにテレビ、ラジオへの出演、雑誌『DIME』でのエッセイ連載、『いきなりパリジェンヌ』(小学館刊)の刊行など多才ぶりを見せている。録音は「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」まで14枚のソロCDをリリース。1996年第6回出光音楽賞、1997年飛騨古川音楽大賞奨励賞を受賞。上野学園大学教授。
アーティストからのメッセージ
有田正広
 
フルートは昔からとても人気のある楽器のひとつで、僕が子供の頃、1960年代にフルート・ブームが興きました。小学生の高学年くらいから吹けるフルートは、まさにキラキラと輝く憧れの楽器だったのです。音楽の歴史を見ると最初の「フルート黄金期」は豪華絢爛な王侯貴族文化が花開いた18世紀バロック時代でした。そして次の時期は19世紀末期の「ベル・エポック」から1930年代に起きていますから、僕がフルートを始めた1960年代は第3期フルート黄金時代だったのかも知れません。
今回演奏するフルート作品は第1期のバロック時代とベル・エポックの中から大変に美しい作品を選びました。木管楽器に分類されるフルートは御存知のように最初は木管でしたが、いまでは金、銀、時にはプラチナなど様々な材料で作られています。今回は17-19世紀の木管と、20世紀の銀管フルートの音色をお楽しみいただければ幸いです。 
曽根麻矢子
 
高校卒業の頃、めちゃくちゃ憧れている人がいました。有田先生です。(正広先生でなくて失礼!素敵な奥様、チェンバリストの有田千代子先生のことです)
あれから約30年(年齢、思い切り告白してます)、、、ここに初の、共演が実現することに!
こんな人とステージをご一緒する日がくるとは夢にも想っていませんでした。大好きなブラヴェの曲も、私からのリクエストで入れてもらいました。なんてワクワクすることでしょう!楽しみで胸が躍るとはこんな感じかしら?当日はマイ楽器を持ちこむ予定です。どうぞ皆さまもお楽しみに!

【お問合せ】

主催: 茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造
協力: NPO法人サポートC
後援: 茅野市、茅野市教育委員会、信濃毎日新聞社、長野日報社、信州・市民新聞グループ(7紙)、
長野エフエム株式会社、エルシーブイ株式会社、株式会社長野こまち、株式会社まちなみカントリープレス、
月刊ぷらざ、EVENT-NAGANO
Tel.0266‐82‐8222 Fax.0266‐82‐8223



お問合わせ
〒391-0002 長野県茅野市塚原一丁目1番1号  Tel:0266-82-8222 Fax:0266-82-8223
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