音楽写真家、木之下晃氏の写真展「世界の音楽家」開催にともない、木之下氏にモノクロ写真の魅力と撮り方をレクチャー、講評していただくワークショップを行います。
音楽のマエストロを撮り続ける木之下晃氏の写真展に関連させて、ワークショップでは参加者に人生を積み重ねてきた高齢者、いわば人生のマエストロたちを撮影していただきます。
世界の第一線で活躍中の写真家から、写真技術や写真に対する考え方をじかに伺うことができる貴重な機会です。写真というメディアを使って人生を表現する意欲に燃えている方、ぜひご参加ください。

1） スケジュール
■ 木之下晃氏による説明会（トークショーの中で実施）
日時：3月1日（水） 19：00～　
会場：茅野市民館　コンサートホール　　
■ 写真提出期限　（提出先：茅野市民館）　3月25日（土） 17：00まで
■ 木之下晃氏による作品講評会、エプソンによる作品の出力　【一般公開】
日時：3月31日（金） 18：00～　
会場：茅野市民館　マルチホール　
■ 作品展示会
会期：4月15日（土）～4月24日（月）
会場：茅野市民館　1Fロビー、スロープ棟

2） 募集要項
■ テーマ　：　「人生のマエストロ―寿齢讃歌」　すばらしきひとたち
全国有数の長寿県である長野県において、人生を積み重ねた高齢者の奥深い表情を撮影。
■ 応募対象者　：　人物写真に興味のある方

■ 参加申込み日　：　3月25日（土）　
■ 参加費　：　無料　（ただし写真提出にともなう費用は自己負担）
■ 募集人数　：　100名程度（予定）

■ 申込み方法　：　茅野市民館事務室に直接来館、または市民館あての電話、ＦＡＸ、Ｅメールにてお申　し込みください。お申し込みの際は、〔お名前、年齢、ご住所、電話番号、ＦＡＸ番号、メールアドレス〕を　お知らせください。
■ 作品提出にあたっての注意事項
（1）テーマは「人生のマエストロ―寿齢讃歌(すばらしきひとたち)」とし、原則として80歳以上の方を撮影するものとします。　
（2）提出作品には受付票（3月1日のトークショーにて配布）を添付してください。
（3）カラー、モノクロともに可とします。
（4）フィルムで撮影する場合は、現像したものを持参、または送付してください。
（5）デジタルカメラで撮影する場合は、400万画素程度のデータをメールに添付するか、ＣＤにて持参、または送付してください。
（6）提出する作品数は一人1作品とし、1作品の構成枚数は3枚以内としてください。
（7）提出作品は、公序良俗に反しないもの、被写体の肖像権ほか管理・所有権に問題が生じないものとしてください。　　　　
（8）提出作品は、天地裏表がわかるようにして提出してください。　

その他
（1）作品講評会で選ばれた作品は、作品展示会会期中に大判サイズにデジタルプリントして展示します。
（2）提出作品は、当ワークショップの広報宣伝等の目的範囲内で冊子その他に使用する場合があります。
（3）参加者の個人情報は作品展示会に関する情報の提示以外には使用いたしません。

木之下　晃　Akira KINOSHITA
1936年7月16日　長野県諏訪市上諏訪町生まれ。
諏訪清陵高校卒後、日本福祉大学で学ぶ。
中日新聞社、博報堂を経て、フリーとなり、音楽写真家として現在に至る。

主な著作
1981年『小澤征爾の世界』（講談社）
1984年『世界の音楽家』（全３巻）（小学館）
1992年『巨匠カラヤン』（朝日新聞社）
1996年『渡邉暁雄』（音楽之友社）
2002年『朝比奈隆〜長生きこそ最高の芸術』（新潮社）
2004年『カルロス・クライバー』（アルファベータ）
2005年『武満徹を撮る』（小学館）
2006年『マエストロ』（小学館）
『ヴェルディへの旅』（実業之日本社）

主な展覧会
1971年「ON STAGE〜音のある風景」（銀座ニコンサロン）
1976年「世界の音楽家」（和光ホール）
1995年「音を写す」（神奈川県民ホール）
1996年「音の極致」（諏訪市美術館）
1998年「ウィーン　音楽の旅」（日本橋三越本店）
1999年「Opera House」（和光ホール）
2002年「世界の音楽家〜１００人の巨匠」（松本市美術館）
2002年「20世紀の音楽家」（愛知芸術文化センター）
2005年「世界の巨匠(マエストロ)〜１０１人」（ミューザ川崎シンフォニーホール）
2006年「木之下晃写真展　世界の音楽家」（長野県・茅野市美術館）
「ヴェルディへの旅」（東京のオペラの森）（東京文化会館ホワイエ）
木之下晃写真展「マエストロ〜世界の音楽家」（自筆サイン入り写真展）
（銀座・和光ホール）