神楽獅子舞・悪魔っ払い - 玉川山田

2011/02/06

山田区の約百五十戸を、太鼓が先導してふれあるき、後に獅子と御幣が続く。今は特に服装は決めていないが法被や胴衣姿の人もいる。昔は羽織袴や御柱の胴衣を身に着けた。獅子頭は被らず脇に抱え、後に二人位が続く。大抵玄関先で御幣を振って終わりとなるが、家の中に招かれた場合は、獅子頭を被り家の中を三回まわる。希望されると頭を噛む。
獅子が来る前から家を明け払って、災難を追い払う用意をしている家もあった。現在このようにする家は少なくなっている。振る舞い酒を出す家もあった。
ご祝儀は大抵千円くらい、役をやっている家ではそれ以上。中にはお米一升とか、お米五合に五百円の家もあった。頂いたものは、お米は競りで現金に替えその日の内に全部使ってしまうとのこと。



この企画は、平成24年度文化庁「地域の遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」補助事業です。

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