公民館などの場所で行なう所は少ない様子。昔からの辻が、車の通行が多くなり危険なので、田んぼの中で行なっている所もある。区内で一ヶ所ではなく、二ヶ所から四ヶ所という所もあり、大火を焚く所は少なくなっているという。
正月飾りが少なくなっていることも理由の一つと思われ、飾り物のプラスティックをはずしたり、みかんは燃えないからと敬遠されることも理由となるようだ。
中心となる松の木を高く上げる所では、先端にだるまを付ける。地域によってだるまがあるかないか、差がある。
芹ヶ沢のどんど焼きの櫓は大きいもので、中に人が入れるようになっている。役員や子ども代表が火を付ける。
芹ヶ沢は四ヶ所三十分ずつ時間をずらして火を付ける。広い場所で太鼓を打ち鳴らして、人寄せをし、人々は他の地区の倍の丈の柳の枝にまゆ玉を付けて持ちより、火が治まるのを待ってまゆ玉を焼いている。長いものは三メートル以上はある。
この企画は、平成24年度文化庁「地域の遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」補助事業です。