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主催事業

宮沢賢治生誕120年記念 4館共同制作 小池博史ブリッジプロジェクト

公演「風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND-」 &
地域創作プログラム[KENJI]


    公演
  • 作品「風の又三郎2016
       -ODYSSEY OF WIND- 」
  • 作品地域創作プログラム[KENJI]


東北を代表する作家・宮沢賢治の生誕120年を迎える今年、
地域が“風”で繋がり、文化をつくる

2016年の4月から11月にかけて、4都市(宮城県仙台市、長野県長野市、茅野市、東京都多摩市)の文化施設4館が“宮沢賢治”をテーマとした市民創作プログラム、および「風の又三郎」の舞台作品の創作・上演に、世界で活躍する舞台演出家・小池博史らとともに臨みます。 この取り組みは、宮沢賢治の遺した芸術・思想を基軸に、鑑賞だけでなく創造体験を通し、舞台芸術およびそれぞれの地域のもつ文化のありように対する市民理解の深まりとともに、私たちの現在と未来を捉え直そうと企図しました。

■4館連携ウェブサイト→http://kikh.com/kaze2016/

■公演情報・地域創作プログラム 最新情報(ブログ)→http://kaze2016.blogspot.jp/

■茅野市民館 活動レポート(ブログ)

■4館連携制作によせて チラシがダウンロードできます

■プレスリリース チラシがダウンロードできます


公演「風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND-」

“風”を感じる 見えないものが見えてくる

宮沢賢治の生誕120年に贈る、こどもたちの物語「風の又三郎」の、一風変わった不思議な舞台。能楽、ダンス、演劇、アクロバット、生演奏で織りなす作品です。心の風景が浮かび上がる、自然と人との大切なつながりを、この地に暮らすこどもたち、おとなたち、皆さんにお届けします。

「風の又三郎2016 -ODYSSEY OF WIND- 」
「注文の多い料理店」(2013年)に続き、茅野市民館が贈るKENJI×小池博史ブリッジプロジェクト作品。東北のとある小学校。風のようないたずらをする不思議な転校生・三郎と村のこどもたちの交流を、現実と幻想との交錯で描いたユーモアあふれる物語『風の又三郎』。もうひとつ、風の精・又三郎が、八ヶ岳をはじめ世界中の大地や海を駆け巡る物語をこどもたちに語る『風野又三郎』。宮沢賢治によるふたつの「又三郎」を原作に、東日本大震災後の世界を再構築した作品です。

日 時2016年11月2日(水) 19:00開演 (18:30開場)
※11月1日(火) 茅野市内小学4年生対象のプレビュー公演

会 場茅野市民館 マルチホール

料 金(全席自由)
大人2,000円、子ども(高校生以下)1,000円、親子2,500円
※当日は各500円増
◎茅野市民館友の会(前売のみ)
大人1,900円、子ども(高校生以下)900円、親子2,400円

チケット取扱い 茅野市民館
Tel 0266-82-8222 (受付9:00~20:00 火曜休館※)
※火曜日が祝日の場合その直後の休みでない日

友の会事務局:NPO法人サポートC(茅野市民館内)
Tel 0266-82-8230(13:00~19:00 火曜休)

茅野市:シマダヤ楽器店、ベレックLCV
諏訪市:平安堂諏訪店
岡谷市:笠原書店本店
富士見町:今井書店ふじみ店
松本市:松本井上プレイガイド
インターネット取扱い:
EVENT-NAGANO https://www.event-nagano.net
写真
チラシがダウンロードできます





2014年に吉祥寺シアターで上演された話題作が、オーディションで選ばれた新キャストを加え2016年よみがえる!

舞台美術は2009年羽田空港「空気の港」や瀬戸内国際芸術祭2010などで注目をあつめるアーティスト、鈴木康広が担当。 能楽師、ダンサー、バリ舞踊家、アクロバットパフォーマーなど多彩な男性5名らと世界的な尺八奏者、中村明一・ラッパー下町兄弟の演奏、元イッセイミヤケコレクションデザイナー、浜井弘治による衣装などが“風の吹く空間”を創り上げる。

出演・振付:清水寛二(能楽師・銕仙会)、松島誠、小谷野哲郎、谷口界、立本夏山[オーディション合格者]、松縄春香
演奏:中村明一(尺八)・下町兄弟(ジャンベ・パーカッション)

原作:宮沢賢治(「風野又三郎」「風の又三郎」より)
演出・脚本・振付・構成:小池博史
舞台美術:鈴木康広
作曲:菅谷昌弘、中村明一
衣装:浜井弘治
映像:飯名尚人
照明:上川真由美
小道具:五十嵐彩乃
音響 :印南昭太朗
音楽プラン:小池博史
衣装アシスタント:保高三千代
演出助手:松縄春香、加藤典子
舞台監督:中原和樹
宣伝美術:阿部航太
制作協力:株式会社サイ





小池博史(作・演出)


演出家・作家・振付家・舞台美術家・写真家、「舞台芸術の学校」代表。1982年に『パパ・タラフマラ』を設立。以降、全55作品の作・演出・振付を手掛け、国際的に高い評価を確立。2012年にパパ・タラフマラを解散、『小池博史ブリッジプロジェクト』を発足。97?04年つくば舞台芸術監督、アジア舞台芸術家フォーラム委員長、国際交流基金特定寄附金審議委員(05年~11年)等さまざまな審議員、審査員等を歴任。茅野市民館では市民創作ワークショップ・公演(12年)、「注文の多い料理店」上演(13年)。


■「風の又三郎」再演に向けて/小池博史 チラシがダウンロードできます





<4館共同制作について>

この公演は、長野市芸術館、パルテノン多摩、茅野市民館、日立システムズホール仙台4館の連携事業です。仙台市にて本公演に先立ち「嘉助」役のオーディションとクリエーションを実施し、長野・多摩・茅野・仙台でツアー公演を行います。
また共同制作の一環として、各地域の市民とともに“創作プログラム”を実施しました。小池博史による台本「KENJI」をもとに、各地の市民が舞台作品に取り組むプログラムと、子どもたちを対象としたワークショップと鑑賞プログラムを実施。地域それぞれ、参加市民一人一人の個性と表現力、創造性を引き出しました。プロセスを最重視した取り組みは地域に熱を生み、文化を育みました。

「風の又三郎2016 -ODYSSEY OF WIND-」
【長野県/長野市】長野市芸術館 アクトスペース 10月22日(土)17:00開演 23日(日)14:00開演 
【東京都/多摩市】パルテノン多摩 小ホール 10月29日(土)14:00開演 
【長野県/茅野市】茅野市民館マルチホール 11月2日(水)19:00開演
【宮城県/仙台市】日立システムズホール仙台 シアターホール 11月6日(日)14:00開演
・創作プログラム[KENJI]長野市 4月29日~5月12日 多摩市 6月11日~18日(14・15除く)仙台市 7月2日~7月12日
・子ども創作ワークショップ+鑑賞プログラム 茅野市 10月・11月(予定)
地域創作プログラム[KENJI]

4館共同制作の一環として、各地域の市民とともに舞台作品を創作するプログラムを実施する。メソッド中心の一般的なワークショップではなく、各地の地域特性を鑑み、参加市民一人一人の個性と表現力、創造性を引き出すための装置としてのプロセスを最重視したプログラムを実施する。
■創作プログラムとは→http://kikh.com/kaze/2016/kenji.html


茅野市民館 [KENJI] 子ども創作ワークショップ+鑑賞プログラム

「風の衣装を作って見よう!」
(学校連携:茅野市内小学4年生 縄文科単元[「風の又三郎」の観劇で、縄文の風をふかそう])

茅野市民館では2012年、主催事業にて小池博史氏を講師に市民創作ワークショップを実践してきました。
※2012年主催事業「1week体験!プロとつくるパフォーマンス~歌い、踊り、演じてみよう!~」

今回、4館共同制作の一環として、各地域の市民が創作に臨む「地域創作プログラム[KENJI]」において、未来をつくる〈子どもたち〉を対象としたワークショップと鑑賞プログラム[風の衣装を作って見よう!]を実施します。過去・現在・未来をつなぐ〈風〉が主要なテーマである公演「風の又三郎」において、“見えない風を感じる”表現を担う舞台衣装を手がけたファッションデザイナーの浜井弘治氏を講師に、茅野市の教育機関と連携する取り組みです。
茅野市では、八ヶ岳山麓で栄えた「縄文文化」の精神性をもとに「縄文プロジェクト」を推進しており、市内小中学校では「縄文科」の授業を実施しています。今回の学校連携では、「縄文」と「風の又三郎」を八ヶ岳の〈風〉でつなぐ内容として、市内全小学4年生の「縄文科」授業(「風の又三郎」の観劇で、縄文の風をふかそうプロジェクト)のなかで、衣装創作ワークショップと「風の又三郎」鑑賞を行ないます。茅野市民館からのアウトリーチによるワークショップと、茅野市民館という地域の劇場での鑑賞が、縄文科の授業として実施される形です。
劇場での鑑賞により想像力を広げる体験や、学校を越えた児童の交流の機会とすることに加え、「作る」「見る」体験を通して舞台上の“風”を自分自身で実際に感じ、宮沢賢治作品の持つ、 未来をつくる子どもたちに向けたメッセージを体感する機会となることを目指します。

レポート「風の衣装を作って見よう!」ワークショップ(Facebook)
2012年の創作ワークショップより
実施概要

「風の衣装を作って見よう!」
(縄文科「風の又三郎」の観劇で、縄文の風をふかそうプロジェクト)

【対象】茅野市内全小学4年生

内容
①学校へのアウトリーチ
2016年9月7日(水)8日(木)9日(金)
市内9小学校
全小学4年生の「縄文科」授業で、「縄文」と「風の又三郎」をつなぐ八ヶ岳の〈風〉をテーマに、講師による創作ワークショップを実施。一人ひとつオリジナルの〈風〉の衣装を仕上げる。
(合計527名/9校、1回45分/1コマ)

②公演「風の又三郎」鑑賞(プレビュー公演)
2016年11月1日(火)
茅野市民館マルチホール
ワークショップで創作した〈風〉の衣装を身に着け、茅野市民館で舞台作品を鑑賞する。
〈風〉の衣装をつけた自分たちと、〈風〉を感じる舞台空間がつながるような体験を目指す。
浜井弘治(衣装)

山口県下関市生まれ。ファッションデザイナー。94年、事件性にこだわった「工場見学」などのインスタレーション作品を銀座ソニービルにて発表。以降も数々の舞台衣装等のを手掛ける。1992年から2003年までパパ・タラフマラの衣装をてがけ、特に代表作となった「パレード」「SHIP IN A VIEW」「城−マクベス」ではファッション業界からも大きな注目を浴び、大駱駝艦、野田秀樹、白石晃、オンケンセンの「リア王」などの衣装をてがけた。2006年よりデニム、ワークウエアーをアイテムに重点を置くために活動の拠点を東京よりデニム産地の山口県に移動し「うるとらはまいデザイン事務所」設立。2007年「匠山泊」ブランドにてサードコレクション・デニムを発表している。


主催:茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造
制作協力:株式会社サイ
連携協力:公益財団法人仙台市市民文化事業団(日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター))、公益財団法人多摩市文化振興財団(パルテノン多摩)、一般財団法人長野市文化芸術振興財団(長野市芸術館)
助成:一般財団法人 地域創造、平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
後援:茅野市、茅野市教育委員会、岡谷市教育委員会、諏訪市教育委員会、下諏訪町教育委員会、富士見町教育委員会、原村教育委員会、諏訪教育会、信濃毎日新聞社、長野日報社、信州・市民新聞グループ(7紙)、FM長野、エルシーブイ株式会社、株式会社長野こまち、月刊ぷらざ、JR東日本 長野支社、諏訪地方観光連盟、茅野商工会議所、信州諏訪農業協同組合、読書の森 読りーむinちの
協力:福永紙工株式会社、株式会社うるとらはまいデザイン事務所、オフィス・サウンド・ポット、SIBAURA RECORDS、Office KOIKE


お問合せ:茅野市民館 Tel 0266-82-8222






お問合わせ
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