主催事業
懐かしの名画座
理屈抜きに楽しい！底抜けに明るい！懐かしい美空ひばりの歌声、加山雄三の若々しい姿、昭和の喜劇王エノケンのハチャメチャぶり、フランキー堺のエネルギッシュな躍動感、昭和14年から昭和39年までに製作された日本映画史を代表する和製ミュージカルを大きなスクリーンでご覧いただけます。
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◆ジャンケン娘 ［1955年 東宝］（カラー スタンダード 92分） |
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原作:中野実、脚本:八田尚之、監督:杉江敏男 出演者:美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみ 他 解説:「平凡」連載の小説をもとに、当時人気沸騰のひばり・チエミ・いづみの三人娘が主演した明朗な娯楽作品。三人が劇中劇の形でそれぞれ歌や踊りを披露するシーンでも、衣装や舞台装置にこうした色彩効果が活かされている。物語は、東京の高校生であるひばりとチエミが京都を訪れ、仲良しになった舞妓のいづみから恋人探しを頼まれるというもの。 |
◆エノケンの頑張り戦術 ［1939年 東宝（東京）］（白黒 スタンダード 74分） |
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脚本:小国英雄、監督:中川信夫、製作:氷室徹平 出演者:榎本健一、宏川光子、小高たかし 他 解説: 浅草オペラ出身で、「カジノフォーリー」の人気者として世に知られ、日本初の本格的レビュー映画『エノケンの青春酔虎伝』（1934）以来、戦後にまたがって数々の映画に主演した不世出の喜劇役者、榎本健一。この作品は、エノケンが最も脂の乗っていた時期のもので、防弾チョッキ製造会社で犬猿の仲である二人の社員が、何事にかけても張り合う姿を抱腹絶倒の喜劇に仕立てたもの。 |
◆君も出世ができる ［1964年 東宝］（カラー シネマスコープ 100分） |
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脚本:笠原良三、井手俊郎、監督:須川栄三、音楽:黛敏郎 作詞:谷川俊太郎 出演者:フランキー堺、高島忠夫、益田喜頓、雪村いづみ 他 解説:東京オリンピックの時代を背景に、外国の観光団を自社に引き寄せようとする観光会社の争いをユーモラスに描いた本格的なミュージカル・コメディ映画。ダンスの振付、音楽の構成、舞台装置、編集などあらゆる面で本場ハリウッドのミュージカル・コメディを研究した様が窺えるが、作曲面では登場人物のキャラクターごとに曲調をくっきり使い分けるなど、細かい工夫が随所になされている。 |
◆大学の若大将 ［1961年 東宝映画］（カラー シネマスコープ 82分） |
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脚本:笠原良三、田波靖男、監督:杉江敏男 出演:加山雄三、有島一郎、飯田蝶子、田中邦衛 他 解説: 俳優加山雄三の代名詞とも言える東宝「若大将シリーズ」の第1作で、1971年までの11年間に17本が製作された。名優上原謙の長男という「芸能界のサラブレッド」としてデビューした加山は、明朗快活、スポーツ万能、歌や楽器もこなすというキャラクターで売り出された。いつも若大将にみじめな敗北を喫するパターンではあるが、「青大将」を演じた田中邦衛に世の注目が集まるきっかけとなった。 |
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